2006年07月04日

異邦人

今から十数年前、音楽科に通っていた私はどうにもこうにも嫌気がさし、
「学校辞めたい」と親に直訴。即座に受け入れられ、なら普通科に転入しなさいだの、ピアノの先生を変えるからなど甘言をろうする先生達を尻目に、
「辞めます」の一点張り。すったもんだの末、自主退学をし、さてどうしようと迷っておりましたところ。

「台湾に行く。」
え?何ですって、お父様?台湾って?

正直、自主的にとはいえ、退学をした生徒を受け入れてくれる学校なんかありません。何も悪い事などしていない私は「高校中退」という看板を背負うか否かの瀬戸際。いくら親が一緒とはいえ、不安がないわけではありません。
それでもこのまま日本にいても仕方がないし、向こうで学校に通えば中退にはなりません。何もかもに嫌気がさしていた私は、異国の地:台湾へと兄を残し、両親と旅立ったのでありました。

初めて行った時の印象は・・・
汚い。
看板がごちゃーっとあり、車がごちゃーっとあり、空気はもぁ〜っとしており、埃っぽい。。
嫌だよ、こんなとこ。でも、もうここしか行くとこないんだよね。。

向こうの取引先の方が用意してくれていた家では、日本では見た事のない変な虫が。黒にゴミ箱のような青い色してましたっけ。
それにさー、網戸開けてたらゴキブリが飛んでくるんですって?
知らなかったよ、そんな事。
やけにツヤツヤしているゴキブリ達。きっと栄養がいいんだろうなー。

もう嫌さMAX

帰りたーい、帰れないー。

で、学校たって英語よ英語。
日本人の弱点は、話せないって事なのは皆さんご存知よね?
身をもって体験して参りました∠( ̄∧ ̄)
ESLって、英語が第2言語の人たちを集めたクラスに入れられたんだけど、
それでも何言ってるかわっかんねー。

【英語がわからなくてやっちゃった事】
・体育の水着を忘れた。それもそのクラスの日本人だけ。
・宿題を忘れる(たまにフリをしたりして)。

・・・なーんて状態だったのに、住めば都?
三年もいれば慣れるものですねえ。
今や「懐かしいねー」なんて言いながら、台湾に年一度は行く始末。
昔は移動といえばタクシーかバスだったけど、今は地下鉄が出来ており、非常に便利。カートを持ち運び、買い物(食べ物ばっか)三昧の旅行者です。
ただ、やはり時の流れには勝てず「あれ?ここにあったお店がない」なんて事もしばしば。その反面「こんないいお店あったんだー。」という発見も。
・・でも全て食べ物関連のお店って言うのが・・・。

町並みは確かにちょい汚かったけど、食べ物はおいしかったし、人の優しさってのは日本人以上。
日本人も近くに住んでいたけれど、何かと世話を焼いて助けてくれたのは台湾の方々。
もちろん、日本人の方でとても親切な人いましたよ。
その方々とは、今でもお付き合いがあります。

そりゃねー、平気でごまかしたり何でもかんでも「ま、いいじゃん」で済ませたりされると腹も立つけれど。
でも、それって文化の違いだからねー。

今ではいい経験をしたと思ってます。



posted by KINAKO at 11:46| 台北 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 台北 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
よりちゃん、おもしろい!
挫折なんだか不幸なんだか分からないままに、
ゴチャゴチャの中に、充実感や、おいしい匂いや逞しさがあるんだね、ね、ね。
いやあ、留学・大Happyに見えるよ〜。
よりちゃんの受け皿の広さ、やっぱグローバルなものなのね〜♪
Posted by どれみ☆ at 2006年07月04日 14:40
よりさんの肝の据わりっぷりというのはMade in Taiwanだったのか〜('∀`)

台湾、楽しそうですね。私も行きたい。
そして屋台に突撃したい←結局そこかい
Posted by 魚座のあい at 2006年07月04日 15:03
>どれみ☆ちゃん
ま、その当時は「何で自分だけ?」と世の不幸を背負い込んだ気でいたけど、そんな奴おれへんてね。上には上、下には下がいるものなのです。
グローバルかどうかはわからないけど、「日本人にはない感覚をしている」と褒めたのか、けなされたのかようわからん事を言われた覚えあり。
受け皿広い、というか・・・鈍感(笑)?

>あいちゃん
肝据わってる?る?鈍感なだけかも。。
台湾屋台は危険が一杯。
当るも八卦、当らぬも八卦。フフ。
(て言いながら、屋台ではジュースしか飲んだ事ないのだ)
Posted by より at 2006年07月04日 15:42
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